2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築史・計画調査演習(Survey of Historical Architecture)[6C02]

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2単位
初田  亨 教授  
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中島 智章 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 歴史的建造物やまちなみを将来に継承していくためには、まず、それらが、現在、どのような都市的文脈の中に存在しているのか、また、どのような特徴(様式など)と歴史的意義を持っているのかを知る必要があります。
 本演習では、日本近代の実例の見学・調査、および、その事前に行われる講義を通じてそれらを学びます。現在の都市の中に様々な様式建築が様々なあり方で残されている(「残されている」とはいえない場合もある)ことを認識してもらい、将来の建築設計やまちづくりの糧にしてほしいと思います。

<授業計画>
実例の見学・調査等は,朝から夕方まで1日拘束されるので,各自,十分に留意してください。原則として土曜日開講予定ですが,見学
・調査は場所の都合により休日に行うこともあるので注意して下さい。

今年度のスケジュール
4月12日(土) 全体説明 建築史調査演習科目について 授業の進め方
4月15日(火) ジョヴァンニ・ファネッリ氏講演会聴講
4月26日(土) 講義I 初田・中島 (入園料、保険料、資料代を一人500円徴収)
4月27日(日) 現地見学I 横浜関内地区
5月10日(土) 講義II 中島・初田 第1レポート提出
5月11日(日) 現地見学II 日本橋、大手町、丸の内地区
5月17日(土) 講義III 初田・中島 第2レポート提出
5月18日(日) 現地見学III 上野博物館地区
5月24日(土) 講義IV 中島・初田 第3レポート提出
6月7日(土) 全体講評 初田・中島

<成績評価方法及び水準>
見学・調査時のスケッチなど2課題,および,見学・調査についてのレポート3課題の平均点が60点以上の者に単位を認めます。なお、単位取得のためには,授業と見学・調査の全てに出席することを要します。

<参考書>
初田亨:『模倣と創造の空間史』、彰国社、東京、1999年。

<オフィスアワー>
担当者各位の項を参照。

<学生へのメッセージ>
見学・調査は学外での集団行動になるので,現地では責任感ある行動をとるよう十分に留意して下さい。

 

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