2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築・環境情報処理演習(Information Processing and Exercise for Architecture and Environmental Engineering)[1C15]

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2単位
久田 嘉章 教授  
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村上 正浩 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 前期科目の建築情報処理演習と環境情報処理演習に引き続き、地震防災・都市防犯(GIS+プログラミング:久田・村上担当)と、3次元CG(建築空間を3次元CGソフトを用いて構築、検討する為の応用的な技法を学習:杠先生担当)に関して、2クラスに分かれ、より専門的な高度な情報処理技術の習得を目標とする。詳細な授業予定とガイダンス、及びクラス分けは、第1回の授業で行います。

<授業計画>
○地震防災・都市防犯(GIS+プログラミング)クラス(久田・村上 担当)
 履修希望者は前期の情報処理演習の授業を履修した者が望ましい。
 前半はエクセルとVBAを用いて、地震防災・都市防犯に関連するデータを用いた統計処理や関数の利用、簡単なプログラミングの演習を行います。
 後半はGIS(地理情報システム)を用いて、地震防災・都市防犯に関する高度な情報処理の演習を行います。

○3次元CGクラス(杠先生担当)
 高度な内容となるため、履修希望者は前期の情報処理演習の授業を履修した者、もしくは3次元CADの扱いが出来る者とします。授業には前期にて作成した3Dデータを利用するので、データは事前に用意しておくこと。下記1-6までの内容を学びます。
 1-6週 下記1-6までの内容を学ぶ。
 7-10週 各自課題の作成を行う
 平行して下記7-8の内容を学ぶ
 11週  課題提出
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1.複雑な3Dオブジェクトの作成
2.質感表現
3.照明計画(ラジオシティ表現など)
4.カメラマッチ(写真合成)
5.静止画表現のバリエーション
6.アニメーションの作成方法
7.アニメーションファイルの扱い
8.イラストレーター、フォトショップによるプレゼンテーションボード作成

<成績評価方法及び水準>
課題提出によります(全課題の提出が必要)。

<教科書>
各担当者が授業時に適宜配布します。

<参考書>
各担当者が授業時に適宜配布します。

<オフィスアワー>
各担当者が授業時に適宜紹介します。また建築系学科学習ガイダンスによる教員紹介も参照すること。

<学生へのメッセージ>
現代社会はICT革命の真っ只中です。建築関連分野でもコンピュータや情報通信技術の利用は建築や環境・防災に関する実務や研究を行う上で必須になっています。本演習では建築設計や地震防災・都市防犯の情報処理に関連する全分野をほぼ網羅しています。

<備考>
演習は情報科学教育センター演習質および3Dセンター演習室の機器(PCなど)を使用します。機器の台数に制限があり、変則的な授業の進め方をします。履修希望がかなわない場合もあります。

 

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