2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
○建築材料(Building Materials)[3269]
2単位 阿部 道彦 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 建築の実務に携わる上で必要な建築材料の基礎知識として,建築材料の要求性能と主要構造材料であるコンクリート、鋼材、木材,石材を中心にその材料特性と応用について学習する.
- <授業計画>
- 1 :建築材料概論(要求性能と建築材料)
2〜 7:コンクリートの特性と応用 (1) 〜(7) 一般的性質、 セメント、骨材、混和材料、 調合、フレッシュコンクリート、強度、耐久性、 調合計算 8〜 9:鋼材の特性と応用 (1)〜(2) 鋼材の一般的性質、鉄筋、鉄骨 10〜11:木材の特性と応用 (1)〜(2)木材の一般的性質、各種木材 12〜13:石材の特性と応用 (1)〜(2)石材の一般的性質、各種石材
- <成績評価方法及び水準>
- 建築材料は必修科目である。成績は、毎時間行う小テストの合計点で評価し、60点以上を合格とする。理由なく授業を欠席しないこと。範囲は、木材、石材、鋼、コンクリートの4分野で、用語の意味、それぞれの材料に基本的な特性、用途の理解、コンクリートの調合計算を問う。
- <教科書>
- 「建築材料テキスト」(生協にて頒布)及び講義用プリント(授業時に配付)
- <参考書>
- 「建築材料用教材」日本建築学会編(丸善)
- <オフィスアワー>
- 授業後13時から2時間(八王子校舎11-201 内線3546)
- <学生へのメッセージ>
- 材料は、実際に五感で把握しないと理解できない部分が多い。実物をよく見て建築材料への理解を深めてほしい。さらに建築材料に興味のある学生は、2年前期「材料実験」や3年後期「内外装材料施工」を受けるとよい。
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