2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築材料(Building Materials)[3169]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
阿部 道彦 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 建築の実務に携わる上で必要な建築材料の基礎知識として,建築材料の要求性能と主要構造材料である木材,石材,鋼材とコンクリートを中心にその材料特性と応用について学習する.

<授業計画>
 1:建築材料概論(要求性能と建築材料)
 2〜7:コンクリートの特性 (1)〜(2)
      一般的性質
セメント、骨材、混和材料
      調合、フレッシュコンクリート、強度、耐久性
      調合計算
 8〜9:鋼材の特性と応用 (1)〜(2)鋼材の一般的性質、鉄筋、鉄骨
10〜11:木材の特性と応用 (1) 〜(2)木材の一般的性質、各種木材
12〜13:石材の特性と応用 (1) 〜(2)石材の一般的性質、各種石材

<成績評価方法及び水準>
この科目は必修科目である。毎回実施する小テストの合計により、60点以上を合格とする。理由なく欠席しないこと。範囲は、コンクリート、鋼材、木材、石材の4分野で、用語の意味、それぞれの材料に基本的な特性、用途の理解、コンクリートの調合計算を問う。

<教科書>
「建築材料テキスト」(生協にて頒布)及び講義用プリント(授業時に配付)

<参考書>
「建築材料用教材」日本建築学会編(丸善)

<オフィスアワー>
授業後2時間(八王子校舎11-261 内線3546)

<学生へのメッセージ>
材料は、実際に五感で把握しないと理解できない部分が多い。実物をよく見て建築材料への理解を深めてほしい。さらに建築材料に興味ある学生は、2年前期「期材料実験」、3年後期「内外装材料施工」を受けるとよい。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.