2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
○基礎設計・図法(Introduction to Architectural Design、Theory of Design)[5312]
2単位 中山 繁信 特別専任教授 [ 教員業績 JP EN ] 後藤 成身 非常勤講師 小川 真樹 非常勤講師 松下 希和 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 建築空間を表現・伝達する様々な基礎的手法を学びます。とくに空間を効果的に表現するショー・ドローイングはこの講義の主たる目的です。具体的な達成目標は以下の通りです。
(1)建築図面(平面図、立面図、断面図など)が読めるようになる。 (2)建築図面を表現するための、生きた線が描けるようになる。 (3)建築図面の基礎的描き方を学ぶ。 (4)建築模型の作り方を学ぶ。 (5)透視図の描き方を学ぶ。
- <授業計画>
- <授業計画> [必須]
9月12日 教師紹介、授業方針、規約、配付資料 製図用具とその使い方の説明、線の引き方 9月19日 建築図面の概説 9月26日 平面図の解説 10月3日 断面図、立面図(1:50)の表現 10月17日 反対側から見た断面図の作成法、添景1 10月24日 模型の作り方 11月7日 模型による即日設計 11月14日 図面記号の解説、配置図(1:100)の表現、添景2 11月28日 一点透視図法の解説1 12月5日 着彩の技法 12月12日 二点透視図法の解説、プレゼンテイション図面の解説 12月19日 総評
- <成績評価方法及び水準>
- *全課題(課題は毎週あり)の平均点が60点以上の者に単位を認定します。なお、全課題を提出しなければならず、1課題でも未提出の場合は試験放棄と同様となり単位取得ができなくなります。
*ビハインド提出(課題提出時間に少しでも遅れてしまった提出)の場合は、評価点数が半分となります。目安としては3回を超えてビハインド提出すると単位取得は不可能に近くなるので注意すること。 *課題提出日から2週間を超えた場合は提出すら認められません。つまり、この時点で単位取得は不可能となるので注意すること。なお、この場合の2週間とは、間の週が祝日などで休講だったか否かに関わりません。2週間目が休講日だった場合はその翌授業日をビハインド提出の期限とします。 * 未完成の課題の提出は認められません。必ず完成させること。 * 模型課題だけはビハインド提出は認めません。ゆえに未完成でも提出日当日に必ず提出すること。
- <教科書>
- 授業初回に対象となる建築の図面集を配布します。
- <参考書>
- 日本建築学会編:『コンパクト建築設計資料集成』、丸善。
武者英二他:『建築デザインの製図法から簡単な設計まで』、彰国社。
- <オフィスアワー>
- 授業の前後。
- <学生へのメッセージ>
- この授業は授業時間内だけで完結するものではなく、毎回必ず自習課題を伴っているので、各自、授業時間外の自習課題のための時間をしっかり確保してください。提出日直前の病気・怪我などの不測の事態も考慮して、締切直前まで先送りせず、帰宅後すぐに課題に取りかかりましょう。
毎週の課題をその都度仕上げる作業には時間と根気を要しますので、各自タイムマネージメントをしっかり行ってください。要求されているのは、ただの努力ではなく、結果(課題が期日通りに望ましい質をもって提出されること)を伴う努力であることを肝に銘じて下さい。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~dt13029/
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