2008年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

化学II(Chemistry II)[4122]

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2単位
松田 義尚 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 化学は、天然、人工を問わずすべての物質の性質や挙動を対象とするが、本講義では、科学および技術に関わる学生に基礎として要求される側面を対象とする。はじめに、基礎的な反応について述べ、ついで、材料化学を取り上げる。生体関連化学および化学と環境の関わりについても触れる。技術に対する化学の貢献と、人間社会と自然環境との関わりの中での化学の役割について理解することを目標とする。

<授業計画>
1.反応速度
2.反応次数と反応の様相
3.化学平衡
4.酸と塩基,中和反応
5.酸・塩基の強弱と加水分解
6.酸化と還元、酸化数
7.酸化還元電位、電池と電気分解
8.脂肪族化合物と芳香族化合物
9.官能基とその性質
10.無機材料
11.複合材料
12.自然界における物質循環
13.化学物質と環境保全
14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験(70点)と授業時間に課した課題についてのレポート(30点)で評価し、60点以上を合格とする。指定された課題のレポートの内容が十分と認められる場合には、20点満点で評価して加点する。

<教科書>
適宜プリントを配布する。

<参考書>
適宜紹介する。

<オフィスアワー>
授業の前後、講師室で。木曜日12時から13時(講師室)。

<学生へのメッセージ>
個々の事例を暗記するのではなく、基礎的な事柄がどのように反映されているか考えて理解することが重要です。考えることを億劫がらないで欲しいと思います。

 

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