2008年度工学院大学 第1部情報通信工学科

コンピュータアーキテクチャ(Computer Architecture)[1B16]

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2単位
吉田 和悦 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
マイクロコンピュータをテーマとしてコンピュータシステムの基本概念・アーキテクチャをアセンブリ言語によるプログラミングを通して学ぶ。以下に具体的な達成目標を示す。
(1)2進法、16進法、負数の計算が出来ること(2)コンピュータの基本構成・アーキテクチャを理解すること、(3)プロセッサの動作原理と命令の意味を理解すること、(4)アセンブリ言語を用いた簡単なプログラミングが出来ること。

<授業計画>
1. 計算機システム入門
2. 数や記号の表現
3. 文字や記号の表現
4. 計算機の基本動作
5. 計算機COMETのハードウエア構成
6. COMETの命令の概要
7. アドレス指定方式
8. メモリー、データ転送用命令
9. 算術、比較命令
10. サブルーチン用命令
11. アセンブリ言語CASLによるプログラミング例
12. 記憶装置と外部入出力装置
13. オペレーティングシステム
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で最終成績を評価、60点以上を合格とする。

<教科書>
「入門計算機システム」伊藤秀男、倉田是(朝倉書店)

<参考書>
「コンピュータアーキテクチャの基礎」柴山 潔 (近代科学社)

<オフィスアワー>
火曜日16:00〜17:00 前もって連絡して下さい。

<学生へのメッセージ>
本教科は暗記しても何の役にも立ちません。筋道をたてて考えることを身に付けることが必要です。

 

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