2008年度工学院大学 第1部情報通信工学科

情報通信工学実験I(Experiments in Information and Communications Engineering I)[5167]

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2単位
高橋 泰樹 准教授  
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山口 健治 講師  
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大須賀 威彦 非常勤講師
小西 義雄 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
電気磁気学、回路理論、アナログ電子回路、電気電子計測、電子デバイスなどの基礎的事項を体験的に理解把握する。電気特性の基本である電圧、電流、増幅度、周波数及び周波数特性などの基礎的測定を通し、それぞれどのような装置でどのように測定するものなのか、またそれぞれの装置の特性も把握しながら、実験を進め実験的・理工学的センスを体得する。これらの実験結果を整理・考察して報告書にまとめる作業を通じ、エンジニアとして必要な総合的な表現・洞察力を養成する。また、報告書やグラフの描き方の基本も身につけるため、指定した書式で期限内に報告書を仕上げるという作業にも慣れる。

<授業計画>
第1週 ガイダンス
第2週 オシロスコープ
第3週 以降は以下の実験テーマを数人ずつの班に分かれ、ローテーションを組んで実験していく。
・計測基礎(直流素子)
・計測基礎(交流素子)
・ダイオードの性特性
・トランジスタの性特性
・ダイオードと整流・平滑回路
・トランジスタ増幅器
・共振回路
・オペアンプ回路(基礎)

<成績評価方法及び水準>
レポートの採点結果と実験中の態度を総合的に評価して、60点以上の者に単位を認める。
未提出のレポートがある者は単位を認めない。

<教科書>
実験指導書(プリント)

<オフィスアワー>
金曜日昼休み、実験終了後

<学生へのメッセージ>
学生実験は、実際に装置に触れ体験的に学習・確認できる数少ない機会です。積極的に取り組んでください。
授業で習う事柄(理論)と現実の現象(実験)との対応・比較を意識し考察するようにしてください。

 

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