2008年度工学院大学 第1部情報通信工学科

デジタルメディア工学基礎(Fundamentals of Digital Media Technology)[3265]

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2単位
吉田 和悦 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
計算機の発明以来わずか半世紀の間で情報量は爆発的に増大しその勢いはとどまるところを知らない。特に最近においては音楽や動画コンテンツがインターネットやDVDなどのメディア(情報媒介体)を通して世界中に大量に配信され、欲しい情報を欲しい時にどこにいても入手できる時代となっている。この背景には、あらゆる情報を単純な“0”と“1”という2つの値だけで処理するディジタル技術が目覚しい進歩を遂げたことが挙げられる。本授業においては、文字や音声、画像などの情報をディジタル化しそれを処理する技術の基本を学ぶことを目的としている。以下に、その具体的な到達目標を示す。
(1) アナログ情報をディジタル化する基本技術とその優位点を理解すること。
(2) 音声や画像情報をディジタル化する基本技術を理解する。
(3) ディジタル情報を媒介するメディアについて学ぶこと。

<授業計画>
1.人類の歴史と情報媒介メディアの歴史
2.アナログとディジタル技術
3.ディジタル化方式
4.コンピュータにおけるデータ処理技術の基本1
5.コンピュータにおけるデータ処理技術の基本2
6.音声ディジタル化技術
7.アナログ画像とディジタル画像
8.画像情報処理法
9.ディジタル信号処理技術
10.誤り訂正技術
11.半導体メモリ
12.磁気記録技術
13.ディジタルメディアの将来
14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で最終成績を評価、60点以上を合格とする。

<教科書>
「情報メディア入門」 実教出版

<オフィスアワー>
水曜日 16:00〜17:00:前もって連絡ください。

 

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