2008年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△ドイツ語I(German I)[1155]
2単位 柳 勝己 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 言葉は先ず意思の疎通のためにあります。しかし現代では表現の自由や意思表明の必要性が主張される一方で、大切な情報が送り手によって操作されることもあります。適切な判断を下すには、情報処理や発信の技術を鍛えるだけでなく、生の情報を得るように努めなければなりません。ドイツ語を習うことは英語圏以外からの情報入手の手段を獲得することにとどまらず、近現代の社会を形作った「古い」ヨーロッパの文化、芸術、ものの考え方に触れることです。考え方が違えば局面の理解も違ってきます。
この授業ではドイツ語の初歩を学ぶことで、簡単な読解と会話をこなせるようになることを目標にし、ドイツ語2への橋渡しにします。また語学だけでなくドイツ全般への関心を広げるために、時間が許す限りドイツ文化を紹介していきます。
- <授業計画>
- 前期
(1)オリエンテーション/アルファベート (2)発音 (3)動詞の現在人称変化 (4)語順 (5)不規則変化 (6)命令文 (7)名詞と冠詞 (8)不定冠詞類 (9)定冠詞類 (10)代名詞のなかま (11)人称代名詞 (12)復習 (13)前期末試験 後期 (1)助動詞 (2)基数 (3)前置詞と格支配 (4)前置詞の使い方 (5)分離動詞 (6)再帰動詞 (7)形容詞 (8)比較 (9)序数 (10)動詞の3基本形 (11)過去と現在完了 (12)復習 (13)後期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験2回の平均が60点以上であり、その上で宿題等への取り組みが十分であると認められる者を合格とします。
- <教科書>
- 杵渕博樹/ヘルマン・トロール著:CD付き 文法から学べるドイツ語ドリル(ナツメ社)。
- <参考書>
- 既に持っている者はその独和辞典を使えば良い。未購入の者には「クラウン独和辞典」(三省堂)を薦める。
- <オフィスアワー>
- 月曜日9:15〜14:55(八王子)。
- <学生へのメッセージ>
- 休まずに毎回必ず出席して、授業内の課題をこなさないと授業についていけなくなります。授業外の課題も毎回一時間以上かかることを覚悟して下さい。宿題をやっていない場合の出席は認めません。
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