2008年度工学院大学 第1部情報通信工学科
△環境と経済(Environment and Economy)[1408]
2単位 平岩 幸弘 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 人間社会における「経済」活動は,必ず「環境」への影響を伴う.この両者は不可分であり,その関係は近年ますます多様化・複雑化している.人類が“維持可能な経済社会”を実現するためには,環境問題を解決しつつ,同時に,経済・産業を適切に発展させていかなければならない.
本講義では,具体的事例をもとにして「環境と経済」の多様かつ複雑な関係を概観していく.
- <授業計画>
- 1. 概説
(1)「環境」と「経済」の関係について (2)環境問題と経済成長 2. 公害問題 (1)水俣病を中心に (2)「公害」はまだ終っていない 3. 地球環境問題 (1)地球温暖化問題 (2)温暖化対策 4. 企業と環境ビジネス (1)成長する環境ビジネス市場 (2)環境報告書と環境報告書 5. 廃棄物問題とリサイクル (1)増加する廃棄物 (2)自動車のリサイクル (3)国際リサイクルの時代へ 6. 維持可能な社会へ向けて
- <成績評価方法及び水準>
- 出席状況,中間レポート(数回),期末試験の成績を総合し,60点以上の者に単位を認める.なお,成績評価方法および水準の詳細は第1回目の講義で説明するので,必ず出席すること.
- <教科書>
- 特に指定しない.
- <参考書>
- 講義中に適宜紹介する.
- <オフィスアワー>
- 講義終了後,教室および教員控え室にて.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|