2008年度工学院大学 第1部電気システム工学科

交通システム(Transportation Systems)[4B18]

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2単位
高木  亮 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
電気エネルギーを走行のために用いる「電気利用交通」は,これまで電気鉄道が実用的なものとしてはほぼ唯一の例だったが,近年の技術開発によってこの状況に急速に変化が生じつつある。電気鉄道自身も,新幹線や都市鉄道を始めとしてさまざまな技術的展開をみせている。この科目では,大規模システムの典型例のひとつである電気鉄道を中心に据えつつ,「電気利用交通」の展開について,歴史から最先端まで至る幅広い知識を得ることを目的とする。

<授業計画>
1.〜2.交通と電気システム工学
3.〜4.動力の供給
5.〜6.推進制御
7.ブレーキ制御
8.信号と保安
9.運行計画
10.運行管理
11.〜12.通信/営業システム/情報技術
13.さまざまな交通システム

<成績評価方法及び水準>
講義時間内に随時行う小テスト(50点)および学期末に課す最終レポート(50点)により行う。

<教科書>
なし。適宜プリント等を配布する。

<参考書>
電気学会 電気鉄道における教育調査専門委員会編:「最新 電気鉄道工学」, コロナ社 (2000)

<オフィスアワー>
講義の前後に。あるいは,電子メール(アドレス:takagi@cc.kogakuin.ac.jp)によりアポイントメントをとったうえで、直接居室(新宿キャンパスA-2374室)を訪問すること。

<学生へのメッセージ>
可能な限りビジュアルな教材を準備したいと思っています。電気システム工学科に限らず,交通システム,あるいは鉄道に興味を持つ多くの学生の聴講を期待しています。

<備考>
電気工学科4年生向けに開講している「ビークル応用」とは,内容が重複するので,履修登録時には注意すること。ただし,今年度に関しては,異なる教材を使用してかなり内容の異なる講義をする予定である。次年度以降は「ビークル応用」は単独では開講せず,こちらの「交通システム」に統合することにしている。

 

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