2008年度工学院大学 第1部電気システム工学科

電気システム実験I(Experiments in Electrical Engineering I)[2361]

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2単位
山崎 貞郎 准教授  
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高木  亮 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
錦織 康男 講師
富山 忠宏 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 回路理論,電気磁気学,IT計測基礎など講義で学んだ現象や理論について,実験を通じて理解する。以下に具体的な達成目標を示す。(1)配線の仕方を理解する。(2)機器・計測器の使い方を理解する。(3)測定方法を体得する。(4)まとめと報告書の書き方を覚える。

<授業計画>
1.ガイダンス:安全や実験のルール,テスター製作に関する指導.
2.テスターの動作試験:動作の確認と不具合の修理.
3.抵抗測定:DC抵抗の測定法を体験.
4.L,Cの製作:製作と値の測定.
5.オシロスコープの使い方:使い方を学び,交流波形を観測する.
6.交流回路:交流回路の電圧・電流・位相・ベクトルなどの理解を深める.
7.レポートの書き方:各自作成したレポートにつき議論する.
8.交流ブリッジ:動作原理と使用法を理解する.
9.共振回路:直列回路と並列回路で周波数に対する応答を調べる.
10.電気・磁気エネルギー:静電エネルギーと電磁エネルギーを学ぶ.
11.回転機の原理:モデルにより回転機の電磁力・回転磁界・誘導現象などを理解する.
12.磁気特性:B−Hカーブを測定し,特性を理解するとともに,PCを用いた自動計測を体験する.
13.再実験:不充分な項目につき再実験する.

<成績評価方法及び水準>
実験レポートの結果と出席状況から総合的に評価する。60点以上の者の単位を認める。

<教科書>
実験テキスト「電気システム実験」工学院大学電気システム工学科編(工学院大学生協扱い)
テスターキット 「MULTITESTER KIT-8D」三和電気計測器(工学院大学生協扱い)

<オフィスアワー>
火曜16:20〜17:00(実験終了後)

<学生へのメッセージ>
全実験をおこない,全レポートの提出が必須である。実験の開始時間に遅れないよう充分注意が必要。

 

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