2008年度工学院大学 第1部電気システム工学科
○電気システム実験I(Experiments in Electrical Engineering I)[2161]
2単位 山崎 貞郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 高木 亮 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 錦織 康男 講師 富山 忠宏 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 回路理論,電気磁気学,IT計測基礎など講義で学んだ現象や理論について,実験を通じて理解する。以下に具体的な達成目標を示す。(1)配線の仕方を理解する。(2)機器・計測器の使い方を理解する。(3)測定方法を体得する。(4)まとめと報告書の書き方を覚える。
- <授業計画>
- 1.ガイダンス:安全や実験のルール,テスター製作に関する指導.
2.テスターの動作試験:動作の確認と不具合の修理. 3.抵抗測定:DC抵抗の測定法を体験. 4.L,Cの製作:製作と値の測定. 5.オシロスコープの使い方:使い方を学び,交流波形を観測する. 6.交流回路:交流回路の電圧・電流・位相・ベクトルなどの理解を深める. 7.レポートの書き方:各自作成したレポートにつき議論する. 8.交流ブリッジ:動作原理と使用法を理解する. 9.共振回路:直列回路と並列回路で周波数に対する応答を調べる. 10.電気・磁気エネルギー:静電エネルギーと電磁エネルギーを学ぶ. 11.回転機の原理:モデルにより回転機の電磁力・回転磁界・誘導現象などを理解する. 12.磁気特性:B−Hカーブを測定し,特性を理解するとともに,PCを用いた自動計測を体験する. 13.再実験:不充分な項目につき再実験する.
- <成績評価方法及び水準>
- 実験レポートの結果と出席状況から総合的に評価する。60点以上の者の単位を認める。
- <教科書>
- 実験テキスト「電気システム実験」工学院大学電気システム工学科編(工学院大学生協扱い)
テスターキット 「MULTITESTER KIT-8D」三和電気計測器(工学院大学生協扱い)
- <オフィスアワー>
- 火曜16:20〜17:00(実験終了後)
- <学生へのメッセージ>
- 全実験をおこない,全レポートの提出が必須である。実験の開始時間に遅れないよう充分注意が必要。
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