2008年度工学院大学 第1部電気システム工学科
○エネルギー・環境倫理(Ethics of Energy and Environment)[5112]
2単位 坂本 哲夫 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 今後のエネルギーを考えるうえでは技術論だけではなく、環境問題も大いに考慮する必要がある。即ち、再生可能なエネルギーの利用、既存エネルギーとの適切な組み合わせなどにより、安全で環境負荷の低いエネルギー発生と利用が大きな課題となるであろう。
本講義では、将来こうした課題に取り組むことを想定して、いわゆる環境問題から講義を開始し、これらの環境負荷を低減する循環型社会の概念や新エネルギーなど具体的な取り組みを解説する。将来の電気・エネルギー従事者にとって必須の基礎知識を身に着けることを目的とする。
- <授業計画>
- 第1週 「環境問題とは何か(概論と歴史)」
第2週 「現代社会における地球環境問題」 第3週 「なぜCO2を削減しなければならないのか?」 第4週 「エネルギー発生と環境保全」 第5週 「循環型社会とは何か(考え方)」 第6週 「循環型社会とは何か(具体的取組み)」 第7週 「リサイクルの経済学」 第8週 「エネルギー・環境関連の法令整備」 第9週 「再生可能エネルギー(1)」 第10週 「再生可能エネルギー(2)」 第11週 「分散型エネルギーシステム」 第12週 「エネルギー・環境事情(日本、各国)」 第13週 「都市域における身近な環境保全」 第14週(定期試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験において60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 必要に応じてプリントを配布。
- <参考書>
- 阿部剛久編、「これからのエネルギーと環境 −水・風・熱の有効利用ー」、共立出版
- <オフィスアワー>
- 金曜日 15:00-17:00
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