2008年度工学院大学 第1部電気システム工学科

エネルギー・環境倫理(Ethics of Energy and Environment)[5112]

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2単位
坂本 哲夫 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
今後のエネルギーを考えるうえでは技術論だけではなく、環境問題も大いに考慮する必要がある。即ち、再生可能なエネルギーの利用、既存エネルギーとの適切な組み合わせなどにより、安全で環境負荷の低いエネルギー発生と利用が大きな課題となるであろう。
本講義では、将来こうした課題に取り組むことを想定して、いわゆる環境問題から講義を開始し、これらの環境負荷を低減する循環型社会の概念や新エネルギーなど具体的な取り組みを解説する。将来の電気・エネルギー従事者にとって必須の基礎知識を身に着けることを目的とする。

<授業計画>
第1週 「環境問題とは何か(概論と歴史)」
第2週 「現代社会における地球環境問題」
第3週 「なぜCO2を削減しなければならないのか?」
第4週 「エネルギー発生と環境保全」
第5週 「循環型社会とは何か(考え方)」
第6週 「循環型社会とは何か(具体的取組み)」
第7週 「リサイクルの経済学」
第8週 「エネルギー・環境関連の法令整備」
第9週 「再生可能エネルギー(1)」
第10週 「再生可能エネルギー(2)」
第11週 「分散型エネルギーシステム」
第12週 「エネルギー・環境事情(日本、各国)」
第13週 「都市域における身近な環境保全」
第14週(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験において60点以上を合格とする。

<教科書>
必要に応じてプリントを配布。

<参考書>
阿部剛久編、「これからのエネルギーと環境 −水・風・熱の有効利用ー」、共立出版

<オフィスアワー>
金曜日 15:00-17:00

 

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