2008年度工学院大学 第1部情報工学科
ヒューマンインタ−フェース(Human Interface)[2D72]
2単位 管村 昇 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 人間と人間、人間とコンピュータとのインタラクションは、マルチメディア技術の進展、インターネットの普及、携帯電話を始めとするモバイル機器の高機能化と共に、より一層多様化、複雑化してきている。このような状況下では、さまざまな機器やシステムを安全、快適、便利に使うためには、ヒューマンインターフェース技術が非常に重要となる。本講義では、自然言語、音声、画像、映像などさまざまな表現メディアの処理技術、またそれらを用いた人間とコンピュータとのコミュニケーション、さらにその根底にある人間の情報処理メカニズムなどについて、理論と実際の両面について述べる。
- <授業計画>
- 1. ヒューマンインターフェースとは
2. ヒューマンインターフェースの歴史 3. メディア処理技術(1) 4. メディア処理技術(2) 5. メディア処理技術(3) 6. 知識処理技術(1) 7. 知識処理技術(2) 8. 人間の生理、心理、認知特性(1) 9. 人間の生理、心理、認知特性(2) 10. ユニバーサルデザイン(1) 11. ユニバーサルデザイン(2) 12. ヒューマンインターフェースの未来 13. 総合(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回出席を取る。9/13以下は不合格とする。2回のレポート(合計30点)と期末試験(70点)で成績を評価し、総合評点60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 使用しない
- <参考書>
- ヒューマンインタフェース 田村 博編 オーム社
ユニバーサルデザイン 日本工業出版 その他ヒューマンインターフェースに関しては多数の書籍あり
- <オフィスアワー>
- 質問は講義時間中または講義終了後
新宿校舎 原則午前10時から午後5時(ただし講義、会議の時間帯は除く)
- <学生へのメッセージ>
- ヒューマンインタフェースは非常に重要な学問、技術であるので、しっかり勉強して欲しい。また身近な問題をヒューマンインタフェースの視点で考えられるような力をつけて欲しい。
- <備考>
- 本講義は、事前に講義資料をポータルサイトにアップするので、講義開始以前に必ずダウンロードして印刷して講義に臨むこと。
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