2008年度工学院大学 第1部情報工学科

符号理論(Coding Theory)[2D13]

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2単位
馬場 則男 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
コンピュータ処理の性能は目覚しく進展し、その容量の大きさ、スピードは日々向上しているといっても過言ではない。これには効率的でかつ付加的機能が充実した、符号化の恩恵がはかり知れない。ここでは、情報理論を基礎に、符号化の考え方を学び、基礎的な符号化の主なものが実践できるまでになることを目標とする。

<授業計画>
1. [イントロダクション]身の回りで使われている具体的な符号化法を紹介する。
2. [符号化の基礎知識]冗長度との関係、符号化の評価など。
3. [高効率の符号化]シャノンの第1基本定理、シャノン・ファノの符号化法、ハフマンの符号化法。
4. [雑音がある場合の符号化]シャノンの第2基本定理、ハミング距離、パリティー検査法、
               誤り検出/訂正の原理など。
5. [誤り訂正符号化法]ハミング符号、高度な符号化法など。

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で評価し、60点以上の者に単位を認める。ただし、60点に満たない者であっても、4週に1回程度行う小問題演習の解答内容が十分であると認められた場合には合格とすることもある。

<教科書>
未定

<オフィスアワー>
月曜日、後期4限、これ以外でもその都度個別にメールで約束の上、対応可とする。
E−mail:ct83063@ns.kogakuin.ac.jp

 

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