2008年度工学院大学 第1部電子工学科

複素関数論(Elementary Complex Function)[6452]

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2単位
高瀬 柔郎 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報通信で生ずる現象を定量的に解析するために、1年次の微分積分の知識を複素関数へ拡張し、その解析手法を修得します。情報通信工学で扱う複素関数の問題を解けることが目標です。

<授業計画>
 1.複素数と複素関数
 2.正則関数
 3.演習
 4.冪級数
 5.演習
 6.複素積分
 7.演習
 8.Cauchyの積分定理と積分公式
 9.演習
10.Laurent級数
11.演習
12.留数定理
13.演習
14.定期試験

<成績評価方法及び水準>
定期試験の得点が60以上の場合に単位を認定します。
60に僅かに達しないときに限り、毎講義終了後にボランティアで行う小テストの結果を参照し、
単位認定相当であると判断したときに評点を60とする場合があります。

<教科書>
「情報通信工学科 数学ガイド」高瀬柔郎 著(工学院大学生協)

<参考書>
教科書中に記載

<オフィスアワー>
八王子校舎 土曜日 9:00〜16:00
常時、質疑応答をメールで行っております。
E-mail: ct76041@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
この科目は、情報通信を行う機器やシステムなどを設計するための基本となります。
毎講義終了後にボランティア活動として、理解を深めたい希望者に小テストをサービスしています。
但し、高校の複素数については学習支援センターで個別指導を受けてください。

<備考>
大学院入試の専門基礎科目で複素関数が出題されます。
大学院進学の希望者は必ず受講し、大学院受験の際に復習する必要があります。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1026/index.html

 

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