2008年度工学院大学 第1部電子工学科

電子工学実験III(Experiments in Electronic Engineering III)[2A10]

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2単位
斎藤 秀俊 准教授  
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山口 実靖 准教授  
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浦田 哲哉 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
電子機器,電子システム構成の基になる発振回路,変調・復調,パルス回路等の基本的電子回路の実験およびシュミレーションを通じて電子工学における基本技術の理解を理論と実際の回路実験とを照らしながら一層の理解を深めることを目的とする。

<授業計画>
1. ガイダンス(各テーマの理論と実験のねらいと概要)
2. 分布定数回路(100MHz150MHz帯での平行二線路における特性実験)
3. 発振回路(LC発振,水晶発振)(トランジスタ回路による増幅帰還特性と基本的な発振特性を計測)
4. AM変調及び復調(振幅変調波における基本特性の計測と復調回路の実験)
5. パルス回路(微分積分回路、基本的なバイブレ-タからバイステーブルマルチバイブレータなどの特性測定)
6. ディジタル回路I(基本的な論理回路、フリップフロップ、カウンターシフトレジスタなどの実験)
7. 光ファイバーケーブル伝送実験(光源LDLEDとファイバー及びPD受光器による伝送特性の測定)
8. マイクロコンピュータI(8ビットCPUのマシン語の理解とPPI(8255)によるIOの実験
10. 同調増幅器(高周波回路の同調特性、結合特性の実験)
11. 補習実験

<成績評価方法及び水準>
全テーマに対し出席、実験報告書、受講態度等を総合的に評価する。
1つでも未提出のレポートがある場合は単位を認めない。

<教科書>
「電子工学実験 実験指導書」

<参考書>
各テーマごとの参考書は特に指定しない。各自、図書館等を利用のこと。

<オフィスアワー>
実験開講日(午前、午後)

<学生へのメッセージ>
報告書(レポート)は提出期限を厳守、全テーマ提出を忘れないこと。今年度は、情報通信工学実験IIIと同時開講します。受講者は情報通信工学実験IIIの第1週のガイダンスに必ず参加して下さい。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwc1049/wiki/wiki.cgi

 

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