2008年度工学院大学 第1部電気工学科

制御工学I(Control Engineering I)[4A13]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
横山 修一 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 自動制御の歴史的背景と事例を基に自動制御が抱えている普遍性を講義する。また,制御理論を学ぶ上で必要な数学理論を詳述する。次に,数学的方法を応用して解析方法を講義する。また制御対象の特性の見方を解説する。

<授業計画>
1. 自動制御の目的と歴史的背景
2. フィードバック制御の構造
3. ラプラス変換とフーリエ変換
4. ステップ応答とインパルス応答
5. インパルス応答と伝達関数(たたこみ積分)
6. 伝達関数と周波数応答
7. 基本伝達関数とステップ応答
8. 周波数応答とボード線図
9. ブロック線図と等価変換
10. 伝達関数とベクトル軌跡
11. Z変換とラプラス変換
12. 差分方程式の解析法
13. 実験的方法によるブロック線図の求め方

<成績評価方法及び水準>
レポートの課題提出と前期試験

<教科書>
「制御工学」渡辺嘉二郎著(サイエンスハウス社)

<オフィスアワー>
火曜日16:30〜17:30

<学生へのメッセージ>
現代は制御なくして社会が成り立たない。自動制御を支えている理論の背景を講義する。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.