2008年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

高分子マテリアルIII(Polymeric Materials III)[5E10]

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2単位
大石 不二夫 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 白川英樹博士がノーベル賞に輝いた導電性プラスチックをはじめ、プラスチック・ゴム・繊維・接着剤・塗料など高分子材料を主にとりあげ、これらの構造・電子・電機・土木・建築・医用(生体内、医療機材)・鉄道等への応用を展望する。これらを通じて、有機系や無機系の素材の構造や物性が、実用材料の性能へいかに結びつくかを考える。

<授業計画>
1. 金属・セラミックス・高分子材料・複合材料の違いは?
2. 天然有機材料の種別と特徴
3. 高分子材料の種別と特徴−機能性高分子・高性能高分子
4. プラスチック・ポリマーアロイの科学1
5. プラスチック・ポリマーアロイの科学2
6. ゴム、エラストマーの科学1
7. ゴム、エラストマーの科学2
8. 繊維、ニュー繊維の科学1
9. 繊維、ニュー繊維の科学2
10. 複合材料の材料科学

<成績評価方法及び水準>
期末試験によって評価する。60点以上を合格とする。

<教科書>
「高分子材料化学」 吉田泰彦ほか (三共出版)

<参考書>
授業中に紹介する。

<オフィスアワー>
なし。

<学生へのメッセージ>
高分子は、単量体(モノマー)が数多くつながった分子であり、高分子材料としての魅力を先端の情報を含め、紹介したい。

 

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