2008年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

複素関数論(Elementary Complex Function)[1E11]

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2単位
榎本 裕子 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
複素数を変数とする関数の微積分を,自然現象の分析に現れる典型的な計算が実行できるようになることを目標に講義する.
また,実用的な目的と同時に,「虚」数単位を導入することにより,高校以来学習してきた指数関数,三角関数などが実は
「ひとつのもの」に見える様子を体験してもらうことも目標とする.

<授業計画>
1.複素数(1)
2.複素数(2)
3.複素関数
4.正則関数
5.指数関数・対数関数
6.べき関数・三角関数
7.調和関数
8.複素積分
9.コーシーの積分定理
10.級数展開
11.留数計算
12.等角写像

講義の進展状況,学生の理解度を見極めて,演習を行う.

<成績評価方法及び水準>
原則として,期末試験を 70%,授業内での演習を 30% の比重で配点し,総合で 60% 以上を合格とする.
ただし,総合が僅かに 60% 未満であっても,演習の内容が十分であると認められる場合には合格とすることもある.

<オフィスアワー>
講義時間の前後に質問を受け付ける.

 

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