2008年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

物理化学III(Physical Chemistry III)[5453]

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2単位
大川 春樹 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
これまでの授業で取り扱ってきた個々の原子・分子の形や挙動を量子化学により数学的に明らかにする。

<授業計画>
0. ガイダンス
 0.1 この授業で用いる数学の基礎(1)
 0.2 この授業で用いる数学の基礎(2)
 0.3 この授業で用いる物理の基礎

1. 量子化学
 1.1 黒体放射
 1.2 光電子効果 
 1.3 コンプトン効果
 1.4 物質波
 1.5 シュレディンガーの波動方程式
 1.6 無限に深い井戸型ポテンシャル中の粒子
 1.7 原子の中の電子 
 1.8 分子の中の電子(分子軌道法)
 1.9 混成軌道
 1.10 単純ヒュッケル法
 1.11 フロンティア軌道法

<成績評価方法及び水準>
授業の3分の2以上を出席した学生を成績評価の対象とする。定期試験の合計が60点以上を合格とする。

<参考書>
授業は「物理化学」上・下巻 P.W.アトキンス著(東京化学同人)に沿って行う。

<オフィスアワー>
月曜日 13:00〜15:00

<学生へのメッセージ>
この授業は、受講する学生がニュートン力学・電磁気学・微分積分学の初歩を習得していることを前提として行います。

<参考ホームページアドレス>
www.ns.kogakuin.ac.jp/~bt11989

 

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