2008年度工学院大学 第1部マテリアル科学科

有機化学演習(Practice of Organic Chemistry)[2160]

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1単位
山口 和男 講師  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
有機化学の基礎として、基本的な有機化合物の構造、性質および反応について演習問題を通じて学習する。
達成目標としては各論で学ぶ有機化合物の命名法を習得することと有機化合物の構造式を構成している元素記号の配列がその化合物の性質を表現していることを理解することである。

<授業計画>
1.有機化学の概要 “有機化学とは”、有機化合物の分類などについて学ぶ。
2.有機化合物の命名法 おもにIUPAC命名法より有機化合物の名称のつけ方を学ぶ。 
3.アルカン アルカンの製法、性質、反応などについて学ぶ。以下の各論も同様である。
4.アルケン(1) 
5.アルケン(2) 
6.アルキン 
7.芳香族炭化水素 
8.ハロゲン化炭化水素 
9.アルコール(1) 
10.アルコール(2) 
11.エーテル 
12.カルボニル化合物 
13.カルボン酸

<成績評価方法及び水準>
定期試験(持ち込み不可)および授業前に提出するレポートがそれぞれ60点以上の者に単位を認める。レポート未提出あるいは4回以上欠席の場合、未履修扱いとする。

<教科書>
資料を配付する。

<参考書>
「全有機化合物名称のつけ方」廖春栄著(三共出版)
「マクマリー有機化学概説第6版」(東京化学同人)

<オフィスアワー>
基本的に授業の始まりと終わり。

<学生へのメッセージ>
有機化学の内容を理解するために授業に関連した基本的な演習問題をその都度出題するので次回の授業の前に提出すること。

 

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