2008年度工学院大学 第1部環境化学工学科
△水環境工学(Water Environmental Engineering)[4B17]
2単位 吉村 和就 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 21世紀は水の時代と言われ、世界中から水に関する専門家が渇望されている。単なる水処理の技術に関わることだけではなく、水と文明、水の哲学、地球温暖化と水資源など、水に関する専門家として広範囲な提案ができる人格の形成を目指す。
- <授業計画>
- 1.水と文明
2.世界水需要の実態(水資源量、賦存量) 3.地球温暖化と水資源 4.水資源の確保は(海水淡水化、下水の再利用) 5.海外水ビジネスの現状(米国、欧州、アジア) 6.水に関する国際標準化の動き 7.国内の上下水道マーケットの現状 8.国内各社の生き残り戦略 9.世界水ビジネスに進出するためには日本はどうすべきか
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回、事業の最後に書いてもらうレポートを採点し評価する(5段階、5点、4点、3点、2点、1点)
目標を達成したレベルを60点に換算し、60点以上を合格とする。そのレポートには、独自の考え方が反映されているものとする。期末試験は実施しない。60点以下で、再チャレンジを望むものに対しては期末総合レポートの提出を認め、最終判定に勘案する。
- <教科書>
- 「水道サービスが止まらないために」 時事通信社 3200円 眞柄泰基・共著(小生は第5章担当)
- <参考書>
- 「水の時代を生きる」水道産業新聞社 1300円 森田実著
- <オフィスアワー>
- 午前9時から午後5時まで
- <学生へのメッセージ>
- 小生の国連NY本部での経験を織り込み、授業を進めたい。受講生は世界の中で日本はどうしたらようか、大きな視野で物事を理解し判断できる能力を形成してほしい。
- <参考ホームページアドレス>
- http://gwaterjapan.com
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