2008年度工学院大学 第1部環境化学工学科

環境法規(Environmental Regulations)[1D05]

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2単位
木村 隆 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 化学プラントなど種々の装置は、有用な製品の提供などで社会に貢献する半面、何らかの影響を環境に与える。過去の化学プラントにおいて発生した環境問題から得た教訓は、事業者による環境影響の自主管理と、行政による環境規制の形で、現在に生かされている。
 本講座では、化学装置の建設や運転にあたって必要となる環境影響の知識と、その管理方法、更には適用される各種環境規制について総合的に理解する。また、これら環境規制の基本となる行政上の資格を取得する上での実用知識を習得する。

<授業計画>
4月7日から7月7日まで計12回(4月28日は休講)
1.化学装置の運転による環境影響と事故の社会的影響
2.環境規制の概要と環境基本法
3.大気汚染防止法(SOx、NOx、煤塵)
4.大気汚染防止法(有害物質)
5.水質汚濁防止法
6.ダイオキシン対策特別措置法
7.土壌汚染対策法
8.海洋汚染防止法、騒音・振動規制法
9.化学物質管理法(PRTR法)
10.化学物質審査法
11.廃棄物処理法とリサイクル法
12.エネルギー管理法と地球温暖化対策

<成績評価方法及び水準>
各回の講義後に実施する理解度の小テストの正答6回以上で、かつ、中間(5/26)及び期末(7/7)に課す課題に対するレポートの平均点が50点以上の者に単位を付与する。

<教科書>
毎回プリントを配布する。第1回(4月7日)分については新宿教務課にて1週間保管中。
第1回講義出席(予定)者で出席票未提出の者は第2回講義時に受け付ける。

<オフィスアワー>
各回の講義終了後30分、12階講師控え室に待機予定
電子メールによる質問も可能な限り受ける(tykimura@lapis.plala.or.jp)

 

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