2008年度工学院大学 第1部環境化学工学科

エネルギー化学工学(Recent Advancements in Energy Conversion Technologies and Devices)[1A08]

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2単位
並木 則和 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 もし世界から今石油・石炭など化石エネルギーがなくなってしまったら、我々人類は生きていけない。 近年、世界のエネルギー消費量は急速に進んでいる。それに対して、石油に代わるいわゆる代替エネルギーの開発は遅々として進んでいない。したがって,今エネルギーに関して科学技術者が真剣に取り組まなければならない問題は
(1) 省エネルギー
(2) 自然エネルギーの活用
(3) エネルギーのクリーン利用
ということになる。この授業では上記(1),(2),(3)に関する具体的な技術について、その原理から説明し,諸君が将来人類を救うエネルギー技術を開発するための基礎を与える。
(JABEE学習・教育目標)
「環境化学工学プログラム」:(A)◎ (D)○
JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)-(3)◎

<授業計画>
1.エネルギー化学工学とは?
2.エネルギーの使用と環境問題
3.エネルギー資源の現状
4.エネルギー変換技術
5.エネルギーの輸送・貯蔵
6.エネルギーのクリーン利用技術
7.エネルギーシステム
8.原子力エネルギーと水素エネルギー
9.エネルギーと地球環境
 9−1.温暖化問題
 9−2.オゾン層破壊問題
 9−3.砂漠化問題
 9−4.循環社会

<成績評価方法及び水準>
1.出席:出席は聴講して質問や講義をすることが大切です。
2.試験:エネルギー工学の基礎的な理解度を見る試験を行います。
3.レポート:特定課題について資料調査。情報収集によるレポートを提出してもらいます 。
試験とレポートの得点を総合して,100点満点中60点以上を合格とする。

<教科書>
濱川桂弘ら:エネルギー環境学、オーム社(2006年)

<オフィスアワー>
八王子研究室(12号館207号室、内線3329):火、水、金(10:00〜17:00)
新宿研究室(19階1975室、内線2527):月、木(10:00〜17:00)
E-mail: nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
学生諸君にも時々発表の場を持ってもらいます。

 

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