○分離工学Ｉ（Separation Processes I）[5365]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

　分離プロセスは化学工業プロセスのキープロセスとして幅広く使われているだけでなく、バイオマスからのエタノール製造や燃焼プロセスからの硫黄酸化物や窒素酸化物の除去などエネルギー、環境浄化プロセスにも使われている。また、冷蔵庫やトイレの脱臭など、我々の日常の暮らしの中でも使われている。
　本講義では、主として物理化学的手法による分離プロセスの原理について述べ、次に具体的な分離プロセスの設計法についてわかり易く解説する。
（JABEE学習・教育目標）
「環境化学工学プログラム」：(D)◎
JABEE基準1の（1）の知識・能力：(d)-(3)◎

＜授業計画＞

１． さまざまな分離プロセス
２． ガス吸収プロセスの原理と設計法
３． 蒸留プロセスの原理と設計法
４． 抽出プロセスの原理と設計法
５． 吸着プロセスの原理と設計法
６． 晶析プロセスの原理と設計法
７． まとめ

＜成績評価方法及び水準＞

定期試験（中間、期末）、小テスト、講義ノートで最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。

＜教科書＞

「基礎化学工学」化学工学会編　培風館
他に講義資料を配布

＜オフィスアワー＞

八王子研究室（12号館207号室、内線3329）：火、木、金（10:00〜17:00）
新宿研究室（19階1975室、内線2527）：月、水（10:00〜17:00）
E-mail: nnamiki@cc.kogakuin.ac.jp

＜学生へのメッセージ＞

演習を必ず受講して欲しい。

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved.