2008年度工学院大学 第1部環境化学工学科

環境化学工学I(Environmental Chemical Engineering I)[5157]

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2単位
五十嵐 哲 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
高瀬 久男 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
化学技術者は,地球の環境・資源・エネルギーが無限ではないことを十分に認識し,環境浄化および環境浄化プロセス技術の開発に努めなければならない.また,地球市民として,自分自身の生活や社会と環境との関わりを考える必要もある.
本講では,環境問題の歴史的背景を学び,さらに地球規模の環境問題の具体例とその技術的解決策を学ぶ.

<授業計画>
1. 宇宙船地球号
2. 環境の定義
3. 自然と人との関わりの歴史
4. 化学産業と公害の歴史
5. 環境問題の質的特性と技術的特性
6. エネルギーの有効利用
7. 中間試験
8. 人口増加と食料問題
9. 水資源
10. 地球温暖化
11. 酸性雨
12. オゾン層破壊
13. ダイオキシンと内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)

<成績評価方法及び水準>
原則として中間試験と定期試験(計88点)とレポート(12点)で最終成績を評価し,60点以上の者に単位を認める.

<教科書>
プリントを配布する.

<参考書>
「化学環境学」御園生誠著(裳華房)
「地球環境問題に挑戦する」黒田千秋,宝田恭之共著(培風館)

<オフィスアワー>
講義後1時間.それ以外でもメールで約束の上,対応する.
E-mail:igarashi@cc.kogakuin.ac.jp(五十嵐),bt66082@ns.kogakuin.ac.jp(高瀬)

<学生へのメッセージ>
環境問題についての入門書(岩波新書に多数あり)を読んで、授業に臨んで欲しい。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwb1019/

 

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