2008年度工学院大学 第1部環境化学工学科
数学演習II(Exercises in Mathematics II)[5210]
1単位 藤井 俊 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 数学IIの内容の演習を行う。
受講生が自分で問題を解くことによって学習内容の習熟を目指す。 目標としては、 (1) 多変数関数の極限を求められる、 (2) 多変数関数の導関数を計算でき、接平面やテイラー展開、極大値、極小値が求められる、 (3) 重積分の計算ができるようになる、 ということを目標とする。
- <授業計画>
- 1.一変数関数の広義積分(1)
2.一変数関数の広義積分(2) 3.多変数関数の極限の計算、連続性の判定 4.偏微分の計算 5.全微分と連続偏微分可能関数、接平面 6.高次偏導関数と合成関数の連鎖律 7.多変数関数のテイラーの定理 8.多変数関数の極値問題 9.陰関数定理・ラグランジュのλ乗数法 10.多変数関数の微分法に関する総合演習 11.累次積分とフビニの定理 12.重積分の変数変換(1) 13.重積分の変数変換(2) 14. 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回の演習における黒板での発表状況を定期試験に加味し、得点60点以上の者を合格とする。
- <教科書>
- 特に指定しない。
- <参考書>
- 入門微分積分(三宅敏恒著、培風館)
- <オフィスアワー>
- 授業前後、講師室(金曜14:30〜15:30)など。
- <学生へのメッセージ>
- 自ら手を動かして計算、勉強することが重要であるので、演習以外でも自習の時間を作りがんばって勉強してください。
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