2008年度工学院大学 第1部応用化学科
微生物工学(Microbiology Engineering)[4B15]
2単位 笠井 久隆 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 微生物とは何かを概論し、その多様性を含む基礎的理解に基ついて生物としてのヒトと微生物のかかわり、人間生活と環境と微生物とのかかわり、バイオテクノロジーの担い手としての微生物の役割を学ぶ。
達成目標:1)ウィルス、細菌、真菌、原虫などの特徴を理解すること、2)微生物とヒトとの共生関係とその病原性を理解すること、3)人間生活と微生物とのかかわり、特に微生物利用の具体例を理解すること、4)微生物工学の基礎と応用へのを理解を深めること
- <授業計画>
- 1.微生物の特徴と分類
2.生命の起源と微生物の多様性 3.微生物学の方法論 4.微生物代謝の特徴 5.地球の元素(特に窒素)循環と微生物 6.人間生活と微生物のかかわり(1)アルコール発酵 7. (2)アミノ酸発酵と核酸発酵 8.ヒト(人体)と微生物のかかわり(1)ウィルス 9. (2)細菌の病原性と抗生物質 10.環境保全と微生物の利用 11.微生物遺伝学ーゲノム解析・微生物改変 12.微生物工学--最近の話題 13.まとめ
- <成績評価方法及び水準>
- 課題レポートの内容によって評価し、60点以上のものに単位を認める。
- <教科書>
- 使用しない。必要資料は授業時間中に板書あるいは配布する。
- <参考書>
- 適宜授業時間中に紹介する。
- <オフィスアワー>
- 木曜日(後期)午後〜夕方まで予約可(20階講師室)
- <学生へのメッセージ>
- 遺伝子工学など応用生命工学コース選択科目と併せて学習すると効果的です。
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