2008年度工学院大学 第1部応用化学科

応用化学実験A(Applied Chemistry Laboratory A)[0328]

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1単位
宮下 正昭 教授  
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小野 擴邦 教授  
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阿部 克也 准教授  
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南雲 紳史 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
1年次および2年次で学習した有機化学実験の延長として、より高度の有機合成実験を行い、本格的な実験操作を身につけるとともに、有機化合物の分離精製法の修得、反応機構ならびに立体化学の論理的考察を目指す。

<授業計画>
1. 立体化学,不斉合成および天然物合成に関する講義
2. ビニルエポキシドとベラトロールの反応(実験)と反応処理
3. ビニルエポキシドとベラトロールの反応生成物の精製(シリカゲルカラムクロマトグラフィー)
4. 核磁気共鳴スペクトルの講義
5. 反応生成物の核磁気共鳴スペクトルによる解析
6. ビニルエポキシドとベラトロールの反応の考察 

<成績評価方法及び水準>
授業前に提出するレポート,予習(実験ノート),実験技術(態度)および定期試験(実験内容の理解)を総合的に判断し、60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
特に指定しない。

<オフィスアワー>
木曜日、八王子校舎、午後。

<学生へのメッセージ>
ここで行う有機化学実験は最先端の研究成果に基づいている。本実験を通してより高度の有機実験の操作法や分離法を身につけるとともに、なぜ反応が位置および立体選択的に起こるのか、電子論に基づく反応機構から論理的に考察することが重要である。

 

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