2008年度工学院大学 第1部応用化学科

物理学総論(Introduction to Physics)[6254]

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2単位
伊藤 雄三 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 理科教員免許状の取得希望者のために設置された科目である。共通基礎科目の物理学 I と II を学んでいることを前提にしているが、その補いになる面もあろう。
 達成目標としては、(1)理科教育における物理学、物理的なものの見方の重要性を理解すること。(2)物理学の諸分野が決して切れたものではなく、連続した整合性を持っていることを理解する、を目指す。

<授業計画>
 1. 目標と範囲
 2. I.古典力学を振り返る ベクトル解析、Newtonの運動方程式
 3. 仕事とエネルギー、各種保存則
 4. 角運動量、弾性体
 5. 歪テンソル、応力テンソル、弾性定数テンソル
 6. 解析力学
 7. II.電磁気学を振り返る 電磁気学の基本法則
 8. Maxwellの波動方程式
 9. 電磁波
10. III.アインシュタインの相対性理論 Galileiの相対性原理
11. 運動体の電磁気学
12. Lorentzの理論
13. アインシュタインの相対性理論、まとめ

<成績評価方法及び水準>
期末試験によって評価する。60点以上を合格とする。

<教科書>
なし

<参考書>
授業中に紹介

<オフィスアワー>
土曜日 12:30〜13:30 八王子キャンパス5号館5-204室

<学生へのメッセージ>
とにかく自分の頭を活動させて、考える習慣を付けてください。

<備考>
第1部 応用化学科 2年次設置科目
第1部 マテリアル科学科 2年次設置科目

 

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