2008年度工学院大学 第1部応用化学科

有機化学演習(Practice of Organic Chemistry)[2261]

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1単位
南雲 紳史 准教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
有機化学の基礎として,基本的な有機化合物の構造,性質および反応について演習問題を通じて学習する。構造式からその化学的性質を考えられるようになること、電子論における曲がった矢印を使いこなせるようになることを目標とする。

<授業計画>
1.反応機構の基礎原理
2.反応物と曲がった矢印から生成物を書けるか。
3.反応物と生成物を見て、電子対の移動を理解できるか。
4.反応物中で電子が豊富に存在しているところを示せるか。
5.反応物中で電子対を受け入れることが可能な原子を示せるか。
6.アルケンの付加反応に関する問題演習
7.共役ジエンの付加反応に関する問題演習
8.ベンゼンの反応に関する問題演習
9.ベンゼン誘導体の合成方法に関する問題演習
10.絶対配置(R or S)
11.ハロゲン化物の置換反応
12.ケトン、アルデヒドの反応
13.カルボン酸誘導体の反応

<成績評価方法及び水準>
定期試験および提出された課題を総合的に判断し、60点以上の者に単位を認める。4回以上欠席の場合、未履修扱いとする。

<教科書>
マクマリー有機化学概説(東京化学同人)
HGS分子構造模型(丸善)

<参考書>
講義で述べる

<オフィスアワー>
講義で述べる

<学生へのメッセージ>
反応機構が理解できるようになれば、有機化学は楽しくなるはずです。

 

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