2008年度工学院大学 第1部応用化学科

基礎化学(Introduction to Chemistry)[5307]

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1単位
佐藤 光史 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
基礎的な知識と問題の本質を把握する力は,化学に魅力を感じることと同じように大切である。これらを確実に身につけることは,大学の化学を十分に理解し,将来未知なる化学を切り開くための第一歩である。自分の力を最大限発揮できるようになるために,多くの演習をとおして化学のコトバを修得し,基礎カを確立する。以下の事項を達成する。(1)原子の構造と性質に関して理解する。(2)化学結合の種類を分類し,性質を説明できる。(3)分子の構造や性質を定性的に結びつけることができる。(4)バランスのとれた化学反応式を組み立てることができ,反応の種類を説明できる。(5)気体の状態方程式と物質量について,定量的な扱いができる。(6)基本的な無機化合物と有機化合物の命名法を理解し,それらの性質と結びつけることができる。(7)溶液の濃度と束一的な性質を定量的に扱うことができる。(8)物質の状態変化,化学反応と熱の出入りについて本質を理解し,定量的な扱いができる。

<授業計画>
1.物質の構成・化学結合・物質量と化学反応式
2.物質の状態変化
3.気体の性質
4.溶液の性質
5.化学反応と熱,化学平衡と速度
6.酸と塩基の反応
7.酸化還元反応
8.中間試験(1〜7回分)
9.非金属元素の性質
10.金属元素の性質
11.有機化合物の構造
12.脂肪族炭化水素と脂肪族化合物
13.芳香族化合物
14. 定期試験

<成績評価方法及び水準>
原則として、定期試験の点数が60点以上を合格とする。ただし,授業中提出課題の評価を50%まで含めて,総合評価が100点を超えないように規格化して評価する。

<教科書>
演習問題のプリントを配布する。

<参考書>
"視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録"(数研出版)

<オフィスアワー>
木曜日13:00〜14:00.それ以外でもメールで約束の上,対応可。
E-mail:ft10302@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
学習支援センターも活用して基礎力を補強し、「学ぶことを楽しく、確実に」しよう。

 

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