2008年度工学院大学 第1部応用化学科
□応用化学概論A(Introduction to Applied Chemistry A)[2110]
2単位 川喜田正夫 非常勤講師 [ 教員業績 JP EN ] 平野 盛雄 教授 [ 教員業績 JP EN ] 小野 擴邦 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 1年後期から始まる必修科目は相互に関わり合い、その知識が専門科目の理解へとつながる。さらに最終的には、我々が生活している環境の中で日常的に使用しているもの(材料)の理解や新しい材料の開発の糧になる。このような流れを、次のような例を引いて説明し、皆さんのこれからの勉学のきっかけとしたい。
- <授業計画>
- 生物化学を中心に:Part1(川喜田)
1.生命の化学:生命理解の共通言語としての化学 2.酵素とくらし 3.遺伝子の分析と病気の理解、オーダーメード医療 4.尿の化学分析によるがんの診断
生物化学を中心に:Part2(平野) 5.植物の光合成とその化学 6.細胞の中の化学反応 7.細胞培養とその利用 8.微生物代謝と生分解性プラスチック
生命材料に学ぶ自然の叡智(小野(拡)) 9.植物体に学ぶ複合構造:樹木はなぜ、高さと重さを維持できるのか 10.動物の移動のしくみ:クモ、ハエ、ヤモリはなぜ垂直の壁を登れるのか 11.地球温暖化と我々の暮らし:温暖化の理由と解決法 12.地球温暖化と我々の暮らし:化石資源からバイオマス資源へ
- <成績評価方法及び水準>
- 出席と簡単な試験による。
- <教科書>
- 一部プリントを配布
- <オフィスアワー>
- 随時 17号館 生命工学研究室(川喜田)、生物機能化学研究室(平野)、生命材料化学研究室(小野(拡))
事前にe-mailまたは電話で予約を取ることが望ましい。
- <学生へのメッセージ>
- 講義を受け、楽しむこと。講義に触れて疑問をもち、調べたり、質問したりできればもっとよい。
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