2008年度工学院大学 第1部応用化学科

応用化学概論A(Introduction to Applied Chemistry A)[2110]

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2単位
川喜田正夫 非常勤講師  
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平野 盛雄 教授  
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小野 擴邦 教授  
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最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 1年後期から始まる必修科目は相互に関わり合い、その知識が専門科目の理解へとつながる。さらに最終的には、我々が生活している環境の中で日常的に使用しているもの(材料)の理解や新しい材料の開発の糧になる。このような流れを、次のような例を引いて説明し、皆さんのこれからの勉学のきっかけとしたい。

<授業計画>
生物化学を中心に:Part1(川喜田)
1.生命の化学:生命理解の共通言語としての化学
2.酵素とくらし
3.遺伝子の分析と病気の理解、オーダーメード医療
4.尿の化学分析によるがんの診断

生物化学を中心に:Part2(平野)
5.植物の光合成とその化学
6.細胞の中の化学反応
7.細胞培養とその利用
8.微生物代謝と生分解性プラスチック

生命材料に学ぶ自然の叡智(小野(拡))
9.植物体に学ぶ複合構造:樹木はなぜ、高さと重さを維持できるのか
10.動物の移動のしくみ:クモ、ハエ、ヤモリはなぜ垂直の壁を登れるのか
11.地球温暖化と我々の暮らし:温暖化の理由と解決法
12.地球温暖化と我々の暮らし:化石資源からバイオマス資源へ

 

<成績評価方法及び水準>
出席と簡単な試験による。

<教科書>
一部プリントを配布

<オフィスアワー>
随時 17号館 生命工学研究室(川喜田)、生物機能化学研究室(平野)、生命材料化学研究室(小野(拡))
事前にe-mailまたは電話で予約を取ることが望ましい。

<学生へのメッセージ>
講義を受け、楽しむこと。講義に触れて疑問をもち、調べたり、質問したりできればもっとよい。

 

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