2008年度工学院大学 第1部機械システム工学科

日本の企業経営(Japanese Business Management)[4C10]

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2単位
清水 一之 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
本講義は,現代企業の具体的な行動について「コーポレート・ガバナンス」という観点から学習していきます。そこで,この観点を用いて,特に「EU企業」の動向を学習しつつ,日本企業との違いを明らかにし,多様な観点から現代企業を理解していきます。

<授業計画>
(1)オリエンテーション:本講義の概要
(2)コーポレート・ガバナンスと「企業の社会的責任(CSR)」
(3)EUと企業の社会性
(4)日本の企業経営
(5)アメリカにおける企業経営
(6)イギリス(ロイヤル・ダッチ・シェル)
(7)ドイツ(フォルクスワーゲン)
(8)ドイツ(「ライン型資本主義の将来 A 」)
(9)ドイツ(「ライン型資本主義の将来 B 」)
(10)ノルウェー(スタトイル)
(11)ベルギー(レゴ)
(12)汎EU(エアバス)
(13)コーポレート・ガバナンスの展望と課題
(14)講義のまとめ
(15)定期試験

<成績評価方法及び水準>
評価は,1.学期末試験と2.課題提出の2つから評価します。
1.学期末試験の平均点が60点以上を合格とします。
注:試験は,教科書から1問,参考書から1問を出題する予定です。
2.試験の評価を補助する位置付けとして,課題提出を行う。(10月〜11月)
3.出席も考慮する。

<教科書>
(*変更*)高橋俊夫『コーポレート・ガバナンスの国際比較 -米、英、独、仏、日の企業と経営-』中央出版社,2006
(新)高橋俊夫編著『EU企業論』,中央経済社,2008年

<参考書>
風間信隆監訳『ライン型資本主義の将来』,文眞堂,2008年

<オフィスアワー>
講義の前に講師控え室に来てください。講義後は教室にて対応します。

<学生へのメッセージ>
講義では,重要な点を板書します。そこで,「経営学B」用のノートを持参してください。加えて、講義の進捗状況により講義計画の変更があります。

<備考>
講義は、テキストに沿う形で行われますので、教科書の予習・復習が必要になります。加えて、授業に出席することなしには単位の修得は期待できません。講義をきちんと聴き、そこで得られた問題関心を自ら学習し深めるなかで、はじめて正確な知識と論理的思考能力を身に付けることができると考えられます。

 

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