2008年度工学院大学 第1部機械システム工学科
応用プログラミング演習(Applied Exercise in Programming)[3E11]
1単位 岡 雄三 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- C言語またはビジュアルベーシックによるプログラミングを学習してきた諸君に,手軽で便利なスクリプト言語Perlの入門をマスターしてもらう。この言語はUNIXオペレーティングシステム(OS)上で開発されてきた関係もあり,前半は UNIX OS を中心にし,後半でPerlプログラミングを演習する。簡単な問題なら容易にPerlスクリプトが作成でき、プログラムを実行し、結果を出力できるようにするのが当面のゴールである。
(JABEE 機械システム基礎工学プログラムの学習・教育目標)<C>:◎ (JABEE 基本キーワード) <情報処理> (JABEE 個別キーワード) <計算機アーキテクチャー>,<プログラミング> (前提となる基礎知識と修得後の展開) 本科目を履修する前に「情報処理概論及演習」,「プログラミング演習」,「数値計算法I」,「数値計算法II」を履修しておくこと。また、本科目の内容は、4年次での卒論でプログラミングを必要とするとき参考になると思われる。
- <授業計画>
- 1. UNIX OS,Xウィンドウ操作,シェルの概念とコマンド
2. ファイルシステムと保護モード 3. テキストエディタviの操作1 4. テキストエディタviの操作2 5. シェルスクリプトその1 6. シェルスクリプトその2 7. 課題提出,中間試験 8. Perlの概要とperlコマンド 9. 変数と配列1 10. 変数と配列2 及び ハッシュ 11. 文字列の処理(正規表現) 12. 入出力 13. 制御構造 14. 期末試験
- <成績評価方法及び水準>
- (1) 課題提出(20%),(2) 中間試験(40%),(3) 期末試験(40%)
「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育目標Cは、『上記の3つの試験における得点の総和が60点以上であればよい』 という評価基準を満たせば達成される。
- <教科書>
- 適宜演習用資料を配布する。
- <参考書>
- 「入門Perl」伊藤和人((株)秀和システム)
- <オフィスアワー>
- 授業時間のあと対応する。その他の時間であればメールで受け付ける。返事をメールでするか本人に直接するかは適当に判断して対応する。メールアドレスはat21661@ccs.kogakuin.ac.jpである。
- <学生へのメッセージ>
- UNIXを理解すればLinuxも容易に理解できるのでUNIX関連の知識を身につけてほしい。また、Perlは使い道が豊富なのでぜひ使えるようになってほしい。
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