2008年度工学院大学 第1部機械工学科

数学演習II(Exercises in Mathematics II)[5555]

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1単位
浦田 哲哉 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 多変数関数の微分積分に関する基礎的な演習を行う.
 様々な具体的な関数に対して微分積分の計算が出来るようになることを目標とする.
(JABEE学習・教育目標)
 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」:(D)◎
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
本科目を履修する前に、「数学I」及び「数学演習I」を履修、習得する必要がある。本科目習得後は、「線形代数学」、「微分方程式論」の習得を行うことができる。

<授業計画>
1) 関数の偏微分 [偏微分の計算]
2) 関数の偏微分 [合成関数の偏微分]
3) 関数の偏微分 [変数変換]
4) 偏微分の応用 [多変数関数の極大極小]
5) 偏微分の応用 [極大極小の応用]
6) 関数の偏微分 [まとめ]
7) 関数の多重積分 [2重積分(その1)]
8) 関数の多重積分 [2重積分(その2)]
9) 関数の多重積分 [積分順序の交換]
10) 関数の多重積分 [極座標による積分]
11) 関数の多重積分 [多重積分の変数変換]
12) 多重積分の応用 [多重積分の応用]
13) 関数の多重積分 [まとめ]
14) 定期試験

<成績評価方法及び水準>
演習問題に対する解答状況および授業中の確認テスト(50%)と定期試験(50%)の結果により判断する。なお、試験類を特別な理由なしに欠席をした場合は,受講放棄と見なしすべての採点をしないこともある.
「機械工学エネルギ・デザインプログラム」の学習・教育目標(D)は、上記の評価基準を満たせば、達成される。

<教科書>
配布プリントによる

<参考書>
「微分積分学の基礎」吉田・北原・西村 共著(理学書院)
「実例で学ぶ 微分積分」大原一孝著(学術図書出版社)
理工基礎「微分積分学」増補版 柳原・長谷川 ほか(理学書院)

<オフィスアワー>
金曜日 1号館 講師室

<学生へのメッセージ>
演習であるから,必ず出席し自ら問題を解くことが前提である.はじめは解くことができなくても,最後まであきらめずに問題にとりかかり,繰り返し演習を行って身につけることが重要である.

 

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