2008年度工学院大学 第1部機械工学科
○機械製図A(Machine Drawing A)[3152]
1単位 川田 正國 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 図学の知識を基に、機械設計法についての基礎知識や考え方を整理、習得した上で、機械技術者として必須のJIS機械製図法とその規則、第三角法について学習する。図面を描き、読み、対象物をイメージできる基礎力を身につける。具体的な達成目標を以下に示す。
1)機械設計法の基礎知識や考え方の整理 2)機械製図法と規則の習得 3)第三角法や展開図法の学習 (JABEE学習・教育目標) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」(C)○、(D)◎ (JABEEキーワード) 「機械工学エネルギー・デザインプログラム」機械設計、製図法と規則、展開図法 (前提となる基礎知識と習得後の展開) 本科目を履修する前に、「機械製図法」を履修、習得するのが望ましい。本科目と関連して「機械製図法B」によりCADの学習を、「設計学」によりデザイン能力を習得することができる。
- <授業計画>
- 1 ガイダンス
2 機械製図法に基づく作図に必要な基礎知識の習得 ドラフターの操作法、製図器具の紹介、JIS機械製図法とその規則、投影法、第三角法、展開図法 等についての解説および復習。さらに、製品加工・製作のための工作・加工機械等の解説 3 第一課題「フランジ型固定軸継手」の製図 (ア)軸と軸継手の基礎の学習 (イ)フランジ型固定軸継手の図面化への検討 (ウ)はめあい、寸法許容差、表面性状等の学習 (エ)キー溝の必要性および断面図の見方等の学習 (オ)継手ボルト・ナットおよび座金の製図演習 (カ)フランジ本体の製図演習 4 第二課題「平歯車」の製図 (ア)歯車の基礎の学習 (イ)平歯車の図面化への検討 (ウ)歯車各部の名称確認およびモジュールの概念等の学習 (エ)「平歯車」の製図演習
- <成績評価方法及び水準>
- 成績は、以下の内容で判定する。
1 検図における教員との情報交換等のコミュニケーション能力(25%) 2 期末試験(25%) 3 作成図面(50%)
- <教科書>
- 「JISにもとづく標準機械製図集」北郷 薫監修、大柳 康、蓮見善久著(理工学社)
- <参考書>
- 特になし
- <オフィスアワー>
- 未定
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2008 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|