2008年度工学院大学 第1部機械工学科
○機械工学基礎演習(Engineering Exercise of Fundamentals of Mechanical)[5203]
1単位 土肥 啓一郎 講師 [ 教員業績 JP EN ] 杉井 康彦 准教授
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 新入生に機械工学全般のイメージを把握させ,大学における学習の目的・動機づけを行う。スターリングエンジン模型を用いたもの作りを通じて,様々な専門科目の役割について検討する.グループでの作業を通じて,グループ全体の目標達成のために各人が果たすべき役割を考えるなどマネージメントについても考える.これらの学習により自ら学ぶ習慣を身につけ,大学での4年間が有意義なものになるように各自に適切な指導を行う.これらをとおして,機械エンジニアとしての第一歩が確実に踏み出せるように,また,これから大学で機械工学を学ぶ目的意識をしっかり持てるように導く.
- <授業計画>
- 1.[ガイダンス] 担当教員紹介・大学全体の紹介・機械工学科の構成・履修制度・単位・卒業条件等の説明.
2.[個別指導] 学生生活面の指導・履修相談・学習支援センターの利用等の説明. 3.[研究室見学] テクノ・クリエーションセンター・実験室の見学(機械工学科の研究設備紹介) 4.[総合研究所見学(SMBC見学)] クリーンルームや半導体製造装置などの最先端設備の見学. 5.[ものづくり] スターリングエンジン(原理と作り方についての説明・実習) 6.[ものづくり] スターリングエンジン(実習) 7.[ものづくり] スターリングエンジン(実習及び性能評価コンテスト) 8.[日本語教育] 報告書の書き方・コミュニケーションについて. 9.[技術者倫理] 大学生に求められる一般常識やモラル・倫理・技術者倫理. 10.[心身の健康] 生活習慣病の予防(栄養・運動・ストレスマネジメント等) 11.[工学の基礎] 工学や技術についての基本的な考え方. 12.[機械担当教員による専門的話題] 13.[機械担当教員による専門的話題] 14.[オリエンテーションキャンプ] 衝撃吸収実験や本学OBによるキャリア講座を開催します.
- <成績評価方法及び水準>
- 成績評価は,ものづくり等の演習80%, レポート20%で行い, 合格点は60点以上とする.
演習への積極的な参加態度も評価の対象とします。
- <参考書>
- 「大学生の健康・スポーツ科学」大学生の健康・スポーツ科学研究会編 道和書院
「イラスト運動生理学」朝山正己、彼末一之、三木健寿編著 東京教学社 「技術者の倫理」林 真理、宮澤健二、小野幸子他 コロナ社
- <オフィスアワー>
- 金曜日12:30-14:00八王子校舎体育館102保健体育科教員室(TEL 042-628-4897)
- <学生へのメッセージ>
- これから始まる4年間の大学生活が充実するために, この授業を有意義に活用してください。
私のスポーツ・健康科学の知識や経験が少しでもお役に立てれば幸いです。学生と共に楽しく機械工学の基礎を学び合いたいと思います。
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