2008年度工学院大学 第1部機械工学科

Basic Reading Skills I[3302]

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1単位
田中 江扶 非常勤講師

最終更新日 : 2009/11/04

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語で聞いたり、話したりする活動に重点をおき、日常生活における様々な状況(greetings, dining, shopping, hotels, transportation settings, directions, etc.)に対応できるような英語の学習を目指す。このような言語運用を通して、基礎から応用まで幅広く英語の文法や語彙を習得することも望まれる。

<授業計画>
この授業では速読と精読の両方の観点から読解力をあげていくことを目標とします。まず、精読という観点から、何回か科学論文等の英文を宿題として渡します。その際、辞書を使っていいので、丁寧に読んでくることが求められます。授業では文や段落の構成を学んでいきます。
 次に、速読という観点から、映画を活用します。映画を観ながら、場面場面を確認して読解を進めて行くため、英文の理解も早く、また覚えた英文が頭に残りやすいという利点もあります。また、DVDで字幕を英語にして観ることで、速読の練習にもなるし、耳からも英語を理解することができます。単語、熟語、構文も必要に応じてマスターしていきます。通訳の技術も取り入れ、効果的に学習していきます。最近は、「資格のための英語」習得が目指される傾向にありますが、この授業では、映画の中の味わい深い英語のセリフを、みんなと学びあっていきたいと思います。目に見える評価も大切ですが、それ以上に、目に見えないものに大きな価値があることが認識できると思います。実力をあげることも大事ですが、まずは英語をさまざまな角度から楽しみましょう。「好きこそ物の上手なれ」です。

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で最終成績を評価し、60点以上の者に単位を認めます。授業で、大事なポイントをしっかり説明しますし、必要に応じてプリントも配ります。定期テストはその確認に過ぎませんから、毎回の授業をしっかり受け、ポイントをマスターすれば必ず単位は取れます。大事なことは、英語の実力を上げることであるので、優劣をつけるための試験ではありません。

<教科書>
決定次第、連絡します。

<参考書>
授業中に、随時、紹介します。

<オフィスアワー>
水曜:12:00 p.m. 〜 18:30 p.m.

<学生へのメッセージ>
「わかるまでやる」- この精神でいきましょう!

 

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