2007年度工学院大学 教職課程科目

社会教育(Social Education)[9526]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
穂積 健児 非常勤講師

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 我が国の社会教育は「規制緩和」の名の下に、理念、制度、内容、施設、職員等あらゆるところに歪がおきている。しかし、国連のユネスコを中心とした「学習権」という考え方は、「命と平和を守り、暮らしと地域を切り開く人類史の主人公」になる「力」を人々が身につけるための「鍵」は社会教育(生涯学習)にあると言っている。日本と世界の違いとその原因を共に探りたい。

<授業計画>
第1回 「ガイダンス」(人間にとって「学習」とは何か、これからの進め方)
第2回 「社会教育とは? その1」(身近にある社会教育、学校教育との違い)
第3回 「社会教育とは? その2」(社会教育の歴史、概念、体系、外国の状況)
第4回 「学びを保障する法制度 その1」(憲法、教育基本法、社会教育法、その他の法律)
第5回 「学びを保障する法制度 その2」(日本の社会教育法制度の特徴と現実の社会教育)
第6回 「社会教育の仕事 その1」(公費社会教育と行財政・施設・職員の仕事)
第7回 「社会教育の仕事 その2」(その他の社会教育の仕事と関連した仕事)
第8回 「戦後日本の社会教育実践に学ぶ」(戦前と戦後の違い、住民自治と民主主義、五つのテーゼ他)
第9回 「社会教育の課題」(各年代層の学習課題、学習形態と学習支援の方法等)
第10回 「法『改定』と現実の社会教育」(規制緩和、教育基本法、社会教育法、地方分権一括法等)
第11回 「21世紀の社会教育(生涯学習)を展望する」(平和で豊かな社会の実現と歴史の主人公にな
     る学び)
第12回 (最終回) 教場試験

<成績評価方法及び水準>
 最終回に実施する教場試験(記述式)で評価する。60点以上の者を合格とする。授業の理解度、個人の独自な考え方を評価する。

<教科書>
 「新教育原論」(橋本太郎、小林洋一郎編著/酒井書店)

<参考書>
 「生涯学習概論」(大堀哲編/樹村房)、「社会教育のしごと」(社会教育推進全国協議会編)、「ユネスコ学習権宣言と基本的人権」(藤田秀雄編著/教育史料出版会)、「子どもの社会力」(門脇厚司著/岩波新書)、「学びの原風景をさがし求めて」(片野親義/国土社)

<オフィスアワー>
 集中講義の期間の午後5時〜5時30分と午後9時10分〜9時30分

<学生へのメッセージ>
 短い期間ですが、皆さんとと「出合い・交流」を大切にしたいと思います。積極的に声をかけてください。

<備考>
 自宅の電話、FAX、メールアドレスは教員名簿等に記載されていると思います。ご連絡はいつでもどうぞ!

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved.