2007年度工学院大学 第2部建築学科

西洋建築史(History of Western Architecture)[5758]

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2単位
中島 智章 准教授  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 西洋は「建築」という概念のふるさとです。その歴史について、各時代の装飾やデザインの特徴のみならず、どのような人々がどのような状況下でどのような意図を持ちどのような建築を建設していったか、多角的に学びます。
 授業は2段階に分けて行います。第1段階で教科書的な基本事項を説明し、第2段階では、代表的な建築のみならず教科書に載っていないような建築も含めて2、3棟を選んで詳細に解説します。

<授業計画>
1. 序+α−「建築」の語源+オリエント世界の建築
  西洋建築史の範囲+メソポタミア・エジプト建築
2. 古代1−ギリシア・ローマの建築
  神殿、『建築十書』、フォルム、植民都市
3. 古代2−古代の継承と消失
  初期キリスト教・ビザンチン建築、古代建築の転用
4. 中世1−カテドラルの時代
  教会のロマネスク・ゴシック建築
5. 中世2−都市文明の勃興
  ゴシック建築の伝播、都市の世俗建築
6. ルネサンス1−古典主義の誕生
  古代ローマ建築からの息吹、『建築術論』
7. ルネサンス2−百花繚乱の建築家たち
  盛期からマニエリスムのイタリアの巨匠たち
8. ルネサンス3−新旧の様式の相克
  各国への伝播、ゴシック建築の伝統との関係
9. 欧州史の表舞台−戦争の建築
  城壁と都市、垂直防御と「見えない」要塞建築
10. バロック1−反宗教改革の建築
  デザイン論、ドームの美学、各国への伝播
11. バロック2−絶対王政の建築
  イコノグラフィ、庭園、祝典と劇場、パトロン論
12. バロック3−都市建築と都市計画
  ローマとパリ、国王広場、室内装飾諸様式
13. 啓蒙時代−古典古代との決別
  新古典主義建築、風景式庭園

<成績評価方法及び水準>
定期試験で最終成績を評価。60点以上の者に単位を認定。

<教科書>
陣内秀信他:『図説 西洋建築史』、彰国社、東京、2005年。

<参考書>
日本建築学会編:『三訂版 西洋建築史図集』、彰国社、東京、1990年。
鈴木博之編:『図説年表 西洋建築の様式』、彰国社、東京、1998年。
初田亨:『模倣と創造の空間史』、彰国社、東京、1999年。
建築うんちく隊:『痛快!ケンチク雑学王』、彰国社、東京、2004年。

<オフィスアワー>
金曜日5限の前

<学生へのメッセージ>
 学士の学位を持って建築に携わるものとして恥ずかしくない知識は得てほしいが、昔の人がどのように建築物を建てたのかを学ぶことにより、彼らの苦労を身近なものとして感じてくれると幸いです。
 なお、講義参加にあたり、最低限、次の2原則の遵守を求めます。

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講義の掟2ヶ条
1)質問など講義に関係のあることを除いて
  一切声を発してはならない。
2)健康上の理由などやむをえぬ場合を除き
  退室は全く認められない。
  入室と退室を繰り返すなどは言語道断である。

<備考>
授業毎にレジュメを使用します。
その際、学園ポータルサイトより各回レジュメを必ずダウンロードすること(PDF)。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~dt13029/

 

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