2007年度工学院大学 第2部建築学科

構造力学II(Structural Mechanics II)[4755]

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2単位
近藤 龍哉 准教授  
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最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
不静定構造物の応力解析法について解説する。不静定構造物の応力解析は力の釣合条件に加えて,変形と応力の関係を用いる。連スパン梁,格子梁などを例題に解析法を講義する。

<授業計画>
1.構造力学1で学んだこと:構造力学の原則,応力の定義,応力図の描画方法などについて再認識する。
2.応力と応力度,変位と歪度:部材の変形と歪度の関係,および,部材断面の応力とこれを構成する応力度の関係について解説する。キーワード:応力度,歪度,主応力度,ヤング率,フックの法則,不静定トラス
3.断面の性質:断面の諸係数について解説する。キーワード:断面1次モーメントと図心,断面2次モーメントと断面係数・断面2次半径,断面相乗モーメントと主軸
4.曲率と曲げモーメントの関係:平面保持の仮定をもとに,曲率と曲げモーメントの関係(式)を解説する。キーワード:曲率,平面保持,中立軸(面)
5.不静定梁の応力解析1:1スパンの梁を解析例題に,曲率と曲げモーメントの関係式を用いた不静定梁の解析法を静定梁の解法と対比して解説する。キーワード:境界条件
6.解析練習1:複数の不静定梁を解析例題に,解析法の補足解説を行う。キーワード:境界条件,連続条件
7.たわみ角法:節点変位と節点力の関係を示した式(たわみ角法の基本式)を誘導する過程を解説する。キーワード:節点力,節点変位,部材角,荷重項
8.不静定梁の応力解析2:1スパン梁,連スパン梁などを解析例題に,たわみ角法による不静定梁の解析法を解説する。キーワード:節点法的式,層方程式
9.解析練習2:複数の不静定梁を解析例題に,解析法の補足解説を行う。キーワード:分担率,到達モーメント
10.解析練習3:格子梁の応力解析
11.座屈と座屈荷重:柱の軸方向圧縮力による座屈(オイラー座屈荷重)について解説する。キーワード:断面2次半径,座屈長さ,細長比
12.梁の変形・剛性:荷重の作用の仕方による変形の差異,梁の断面性能の変化による応力・変形の差異について解説する。
13.まとめ

<成績評価方法及び水準>
期末試験の得点のみで評価する。
不静定梁の応力解析は力の釣合い条件に加えて曲率と曲げモーメントの関係を用いて行う。これを理解し、応力解析と応力図の描画が一通り出来るようになったとき、本講座を修了したと評価する。

<教科書>
教育用サーバーから資料ファイルを取り込んでください。なお、取り込み方は第1回授業で説明します。

<参考書>
授業時に適宜紹介します。

<オフィスアワー>
居室は2529室です。メールおよび電話で在室予定を確認し、逐次来室して結構です。

<学生へのメッセージ>
配布資料に記述しました。

<参考ホームページアドレス>
dt82143@ns.kogakuin.ac.jp

 

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