2007年度工学院大学 第2部建築学科
内外装材料(Finishing Materials)[3652]
2単位 杉本 賢司 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 建築は骨格である構造体、循環器や呼吸系の設備機器、筋肉となる昇降機、皮膚となる内外装材料、頭脳をつかさどるセンサーなど建物は人間に似た形に進化してきた。
建築材料はこうした基礎となるもので、基本となる特長や製造方法、問題点などを把握することが重要である。素材の構成・性能・設計・耐久性などを習得する。
- <授業計画>
- 講義は大きく3段階にわけて実施する
1)一般の基礎材料:石材・木材・金属・タイル・硝子・コンクリート・石膏ボード・塗料・シーリング材などについて解説をする。 2)伝統建築材料については漆喰・瓦・左官技術・版築などを学び日本の木造建築を学ぶ。 3)機能性材料:チタン・カーボン繊維・アラミド繊維・遮熱塗料・断熱材料を解説する。 こうした内容を理解したうえで一級建築士の合格に必要な基礎知識を習得するための能力をつける。
また、世界遺産のディテールを解説し、耐久性の高い素材の特長とアーチ構造の組み合わせ、ブルーモスクの青色のイズミックタイルの顔料、ノートルダム大聖堂のステンドグラスの赤色の意匠性などについて解説をする。
- <成績評価方法及び水準>
- 講義の節目でレポートを作成してもらい、理解度を確認する。試験は論文形式で期末に実施し、材料に関する自分の考え方や発想力の習得を評価する。
- <教科書>
- 毎回、パワーポイントを用いた資料で授業をすすめる。
- <参考書>
- 建築材料がわかる事典:日本実業出版 杉本賢司著
- <オフィスアワー>
- k-sugimo@msd.taisei.co.jp
- <学生へのメッセージ>
- 毎年、東京大学山上会館で実施される日本建築仕上学会の大会論文での場において、優秀なる学生チームには論文発表を実施する。これにより論文作成と発表力を養成する。
- <備考>
- フランク・ゲーリーのオールチタンの建築、ジャン・ヌーベルの硝子の短冊を鱗のようにまとったスペインの超高層ビル、イタリアの世界遺産建築の建築ディテールを紹介する。
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