2007年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科電子工学コース

情報理論(Information Theory)[6F07]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
高橋  宏 非常勤講師

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「情報」とは聞きなれた言葉であるが,本当の意味を理解することは容易ではない.「有益な情報」と「無益な情報」の区別,「情報の尺度」そして,「情報のもつ数学的意味」など,電気電子情報を専攻する工学者として「情報」の本質的な意味を理解することを目標とする.

<授業計画>
第1週<オリエンテーション>「情報とは何か?わかっているようでわかっていない情報」
第2週<情報理論を学ぶ準備1> 関数・行列・遷移などについての基本的な考え方
第3週<情報理論を学ぶ準備2> 確率の基礎
第4週<情報理論を学ぶ準備3> 確率の応用(条件付確率・ベイズの定理)
第5週<情報理論を学ぶ準備4> マルコフモデル・隠れマルコフモデルの理論と実際
第6週<情報量について>情報を定量化する.「有益な情報と不要な情報の違い」
第7週<情報エントロピーについて1> エントロピーの考え方
第8週<情報エントロピーについて2> 情報エントロピー「天気予報の情報エントロピー」
第9週<情報エントロピーについて3> 情報エントロピーの利用「最大情報エントロピー」
第10週<情報を操る1>情報に基づく決断の仕方「多目的意思決定」
第11週<情報を操る2>情報の圧縮「情報圧縮化技術」Mpeg,Jpeg
第12週<Q&A,補習など>講義の中で説明が不十分だったところの再確認
第13週<情報理論適用の実際> 注目される情報理論関連技術を紹介する
第14週 レポート提出 および,レポートの説明

<成績評価方法及び水準>
講義中に行う理解度小テストの点数と最後の授業で提出するレポートの採点を50:50の比重で配点し,総合評価点が60点以上を合格点とする.期末のレポートは,第12週目の授業中に課題を提示し,それに対する解答をレポートとして提出する形式をとる.

<教科書>
基礎情報理論 藤田広一著 昭晃堂

<参考書>
情報理論に関する資料を適宜,授業中に配布する.

<オフィスアワー>
以下の電子メールにて適宜,質問・相談をうける.
E-mail;taka-hiro@attglobal.net

<学生へのメッセージ>
先生⇒学生のONEWAY授業は避けたい.身近な問題として情報理論を捉え,自分の頭で課題を解決する姿勢を期待する.また,それが実現しやすい授業形態を準備する.

<参考ホームページアドレス>
http://pws.prserv.net/taka-hiro/JOHO

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved.