2007年度工学院大学 第2部電気電子情報工学科電気工学コース
△心理学B(Psychology B)[3610]
2単位 細田 一秋 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 「あなたは誰か?」を決定するのは、名前や所属ではありません。あなたが何を恐れ喜び、何を求め行動するか、その振る舞いがあなた自身なのです。なぜそう振る舞うのでしょうか?「動機づけられる」が故にです。講義では、社会のなかで欲求し願望を実現してゆくあなたを、モチベーションを軸に探ってゆきます。通り一遍の解説に陥ることなく、テーマごとに幅広い話題に言及し、理解を深めてゆきます。家庭、学校、職場で、あなた自身を突き動かす諸モチベーションについて、「動機づけ心理学」の立場から理解してほしいと思います。
- <授業計画>
- 1.モチベーションの基礎;「モチベーションとは何か」を、心理学のなかでの位置づけ、メカニズム(機能と構造)より概説します。
2.モチベーションの種類;「生理的動機」「内発的動機」「社会的動機」の3カテゴリーを詳説します。 3.ワーク・モチベーション;上述の基礎事項を踏まえ、応用として組織や職場でのモチベーションについて学びます。職務満足感なども含めて、ワーク・モチベーションの諸理論を実体理論と過程理論に別けて紹介します。
- <成績評価方法及び水準>
- 授業にきちんと出席して小テストを受け、その成績を期末試験の成績に加えて、60点以上の者に単位を認めます。具体的には、授業の中で10点満点の小テストを3回実施します。学期末に70点満点の筆記試験を実施します。小テスト不受験者が単位を得ることは「駱駝が針の目を通るより難しい」と理解しておいて下さい。
- <教科書>
- 教科書は使用しません。講義内容をさらに深く理解したい学生のために、参考図書を下に記しました。積極的に活用して下さい。
- <参考書>
- 「心理学」無藤隆 他著(有斐閣)
「トピックス・こころのサイエンス」青柳肇 他著(福村出版) 「動機づけの基礎と実際」加川元通編著(川島書店) 「ヒューマン・モチベーション−動機づけの心理学」 B.ワイナー著(金子書房) 「産業・組織心理学入門」岡村一成編著(福村出版)
- <オフィスアワー>
- 非常勤の講師であるため、当日しか出校できません。質問・連絡・相談は授業の前後に、教室あるいは12階講師室で受けます。
- <学生へのメッセージ>
- 受講者数との関係から、講義形式を採らざるを得ないでしょう。でも、教室では活発な意見交換を期待します。心理学はあなた自身を研究対象とする学問です。自分の行動をいつも意識(反省)する癖をつけましょう。そして、各回に学んだ知見を、自分を材料に確かめて下さい。講義の理解と「人をみる眼」とが格段に進歩します。
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