2007年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

表面化学(Surface Chemistry)[5G71]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

2単位
門間 英毅 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2009/10/28

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
身の回りには様々な表面あるいは(境)界面が存在する。なぜ、表面あるいは界面を一つの分野の学問として扱うのであろうか?それは表面や界面の構造や性質がきわめて特異的であり、このような特異性は、表面や界面において多くの現象を引き起こし、工学的に有効に利用できる場合もあればトラブルの原因になることもある。またコロイド分散系とよばれる、きわめて微小な粒子から校正される系は、表面や界面が支配する世界である。この世界で起こる現象はきわめて興味深く、工学的にも応用されている。講義では、できる限り身の回りや我々の生活に関わっている表面や界面あるいはコロイド分散系をとりあげ、表面や界面の構造や性質の特異性、各種界面現象、コロイド分散系の性質について学ぶ。

<授業計画>
第 1週 [ガイダンス]表面化学の位置づけと身近な表面・界面現象
第 2週  液体表面の特長、蒸発・凝縮・配向
第 3週  固体表面の特長、結合の切断や緩和
第 4週  表面・界面張力、界面の熱力学
第 5週  毛管現象、界面動電現象
第 6週  ぬれ、液体および固体微粒子
第 7週  液体表面上の油の広がり、単分子膜
第 8週  液体表面上のLB膜、二分子膜やベシクル
第 9週  固体表面における吸着理論と吸着等温線
第10週  固体表面における化学吸着と固体表面の酸・塩基性
第11週  コロイドの生成と安定性
第12週  エマルション、界面活性剤
第13週  表面界面の評価、物性の測定

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
授業への出席率も適宜評価に加える。

<教科書>
近沢正敏・田嶋和夫【共著】、界面化学(基礎化学コ−ス)、丸善、2001出版、ISBN:4-621-049100-0 C3343

<オフィスアワー>
金曜日18:00〜19:00

<学生へのメッセージ>
身近な表面・界面現象に日ごろから関心を持つよう心がけると、興味が深まり、勉強したくなる。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved.