2007年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科
応用鉱物化学(Applied Mineral Chemistry)[5F73]
2単位 門間 英毅 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 天然鉱物を原料とする基礎材料(セメント,陶磁器,耐火物など),人工鉱物(各種機能性ニューセラミックス)およびそれらをつくりだす材料技術の基礎である鉱物応用の化学を学ぶ.具体的な達成目標は以下のとおりである
(1)鉱物の多種多様な機能を知る. (2)機能発現の根拠となっている材料化学を理解し,新しい用途への材料開発の力を養う.
- <授業計画>
- 第1週 鉱物の種類・組成,鉱物と工業との関わり,鉱物資源の重要性
第2週 鉱物の多様な機能,幅広い用途 第3週 化学結合の様式と一般的性質 第4週 状態図の読み方:ギプスの相律,1成分系,2成分系,共晶型、部分固溶型,全率固溶型, 第5週 結晶幾何学:空間格子,結晶系,結晶面の表示法(ミラー指数),X線回折(ブラッグの式,実格子 空間と逆格子空間),代表的結晶構造, 第6週 結晶光学:光の屈折(スネルの法則),全反射,光学的一軸性結晶と二軸性結晶, 偏光顕微鏡観察(オルソスコープ,コノスコープ) 第7週 熱力学:熱力学第一法則,第二法則,比熱,反応の自由エネルギー変化,固体の関与する反応 第8週 欠陥構造:点欠陥,線欠陥(転位),面欠陥(粒界),非化学量論組成,固溶体,ガラス 第9週 材料形態と利用:焼結体,多孔体,表面,薄膜,界面,繊維 第10週 鉱物の利用:セッコウ,石灰,マグネシア,アパタイト,セメント,陶磁器 第11週 鉱物の合成・成形 第12週 鉱物の物性・機能測定法 第13週 全体をふりかえる. 第14週 定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 定期試験で最終成績を評価,60点以上の者に単位を認める.
- <参考書>
- 講義のなかで紹介する.
- <オフィスアワー>
- 金曜日 17:00〜18:00
- <学生へのメッセージ>
- 鉱物資源の有限性およびそれらからつくられるセラミックスの多種多様な物性・機能と使われ方に関心を深めるように.
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2007 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|